KVMでよく使うコマンド¶
2016/1/22¶
KVMでよく使うコマンドのメモ。
仮想マシンの操作¶
仮想マシン状態一覧表示¶
# virsh list --all
仮想マシンの状態詳細表示¶
# virsh dominfo [ドメイン名 or ID]
仮想マシン起動¶
# virsh start [ドメイン名 or ID]
仮想マシン停止¶
# virsh shutdown [ドメイン名 or ID]
仮想マシン再起動¶
# virsh reboot [ドメイン名 or ID]
仮想マシン一時停止¶
# virsh suspend [ドメイン名 or ID]
仮想マシン再開¶
# virsh resume [ドメイン名 or ID]
仮想マシン強制停止¶
# virsh destroy [ドメイン名 or ID]
シリアルコンソールに接続する¶
# virsh console [ドメインやID]
→仮想マシン自体にコンソール接続できるようにする設定が必要なので注意。
仮想マシンの設定等¶
イメージファイル(仮想HDD)を作成する(qcow2で作成)¶
# qemu-img create -f qcow2 [ファイル名] [容量]
(例)20GBの容量を持つ仮想HDDを作成。
# qemu-img create -f qcow2 hoge.qcow2 20G
仮想マシンの設定ファイルを変更すれば、あとからHDDを追加みたいなこともできる。
qcow2は中身の容量に応じてファイルサイズが増える。したがって、はじめから20GBのファイルは生成されない。
仮想マシンの設定変更¶
# virsh edit [ドメイン名 or ID]
→設定はxmlで記載
仮想マシンの削除¶
# virsh undefine [ドメイン名 or ID]
→設定ファイルが削除されるだけで、イメージファイル(仮想HDD)は消えない
仮想マシンのクローン¶
# virt-clone --original [クローン元ドメイン名] --name [クローン先ドメイン名] --file [新しい仮想マシンのイメージファイル名]
(例)仮想マシンtemplateのクローンで仮想マシンhogehogeが作成される。
# virt-clone --original template --name hogehoge --file /kvm_storage/hogehoge.qcow2
仮想マシンの設定ファイルのxmlファイルも自動で作成される。
基本設定は一緒だが、ユニークな値などは新たにランダムで設定してくれる。
仮想マシンの登録¶
# virsh define [仮想マシン設定ファイル(xml)]
→仮想マシンの設定が記載されたxmlファイルを指定する。
仮想マシンの設定ファイルの出力¶
# virsh dumpxml [ドメイン名 or ID] > [出力ファイル名]
(例)
# virsh dumpxml hogehoge > hogehoge.xml
設定ファイルのバックアップに使える。
設定ファイル自体はデフォルトで/etc/libvirt/qemuにあるため、そこに置かれているxmlファイルをコピーしても良い。
ストレージプールの操作¶
ストレージプールの一覧表示¶
# virsh pool-list
プールの中身のイメージ一覧表示¶
# virsh vol-list [プール名]
プールの中身のイメージファイル削除¶
# virsh vol-delete [イメージファイルのパス]