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Ubuntu Sambaのマウント

2016/2/16

自宅のメインPCはUbuntu14.04 LTS。
そして、自宅にあるサーバの一つでSambaを使ってファイルサーバを動かしていて、メインPCにSambaのネットワークドライブをマウントしている。

で、ちょっと疑問に思ったことが一つ。そのUbuntu側のネットワークドライブのマウント先はどこなのだろうかと。
Ubuntuの標準のファイルマネージャーNautilusだとSambaの接続設定が簡単にできてしまうので、意識したことがなかったのですが、今日ちょっといじっていて気になったので調べてみました。そのメモ。

マウント先のパスは以下の通り。

/run/user/1000/gvfs/smb-share:server=[ホスト名(もしくはIP)],share=public

/run 動的にファイル置かれたりするのによく使われている。
ディレクトリのファイルシステムはtmpfsで、pidファイルとか置かれたりしている。
1000 というのはuid。上記の場合、マウントを行っているユーザのuidが1000だったということ。
そこの下にgvfsというディレクトリがSambaの接続時に自動で作られているようで、そこの下にsambaの動いているファイルサーバの名前の入った長々しい名前のディレクトリが作られていた。
share=publicというのはsambaの共有名[public]をマウントしているから。

小ネタ
/runの下のディレクトリにshmというディレクトリがある。
/run/shm
これは、物理メモリ上の領域なので、電源を落とすと消える。しかしI/Oが速い。
自分の場合、一時的な物置につかったり、ブラウザのキャッシュ置いたりしている。
デフォルトではUbuntuが搭載してる物理メモリの半分をここに割り当てる。
(自分のPCはメモリ16GB積んでるので8GB割り当て)
shmで8GBも使ってしまったら、残り8GBしか使えないじゃん!と心配になるが、そこの続きはこちら